信州更埴、倉科地区の一番奥の集落から林道に入って程なく、幻の
セツブンソウを観に行った。初めて見るその花は小さく可憐で目立ち
難い花だった。ボランティアのおじさんが一人入り口で道案内をして
くれていた。急な坂を登って行くのに杖を貸してくれ、これで体を支えながら
登って行く様に言われる。群生地をイメージしていたが、群生地はなく
杉林の半日陰の地にひっそりとあちこちに咲いていた。折りしも当日は
「お彼岸の入り」でこの時期にこの地で咲くのを記憶した。
因みに倉科地区の直ぐ隣はアンズの里で有名な長野県千曲市更埴森地区
で4月10日頃はアンズの花が地域一面に咲き誇ることだろう。
平成19年3月18日撮影